18日に開催されたおきなわマラソンで沿道から声援を送った大石珠妃(たまき)さん(8)はゼロ歳から応援を続けている。マラソンコースの近くに住んでおり、母の智美さん(46)に連れられて毎年来ていた。
この日のために準備した梅干しを配りながら「頑張れ」と声援を送った。「みんながもらってくれて、うれしい」と満足げだ。最初は母に連れられて。次に兄の傍らから声援を送るようになった。今では一人でランナーを応援する。
智美さんは「恥ずかしがったり、大きな声が出せるようになったり、成長を感じる。いい経験になっている」と、大会ごとに大きくなる娘に目を細める。珠妃さんは「ありがとうと言ってもらえる。来年も頑張りたい」と意気込んだ。 (金盛文香)