【南城】古謝景春南城市長のセクハラ疑惑を巡り、県警が被害を訴えている元運転手の女性からの被害届を受理し、古謝市長に任意で事情聴取をしていたことが14日までに関係者への取材で分かった。市長はこれまで疑惑を否定しており12日の市議会で「自分が被害者と思っている」と主張している。
古謝市長は14日午前、市議会で「事情聴取を受けている」と認めた。その直後の午前11時半頃の琉球新報の取材に対しても「説明している」と話した。
その後一転、午後0時半ごろの取材に対し、古謝市長は「うそをついた」と発言。午後の本会議再開後に答弁の修正を申し入れ、「警察に事情を話しているという文言につきましては『弁護士に事情を話している』に改めさせていただく」と発言を訂正した。
関係者によると、県警はこれまでに古謝市長や市関係者ら複数人から任意で事情を聴くなどし調べを進めている。事情聴取に市長は疑惑を否定しているという。