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オスプレイ 相次ぎ離陸 飛行再開2日目 伊江、高江に着陸


オスプレイ 相次ぎ離陸 飛行再開2日目 伊江、高江に着陸 低空で旋回する米海兵隊のMV22オスプレイ=15日午後1時52分、東村高江(ジャン松元撮影)
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 【宜野湾】14日に飛行を再開した米軍普天間飛行場のMV22オスプレイは15日も朝から基地の外へ飛行し、住宅地の上空などを通過した。15日は伊江村や東村上空でも飛行が確認された。オスプレイは昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での墜落事故を受け約3カ月にわたり飛行を停止していた。
 飛行再開を受け、十分な事故原因の説明がないままの強行や市街地上空の通過に県内では反発が広がっている。
 15日午前8時40分ごろ、普天間飛行場から2機のオスプレイが相次いで市普天間向けに離陸した。両機とも沖縄国際大学などがある市宜野湾の上空を通過した後、上大謝名方面から着陸した。飛行時間は約10分間だった。3機目は9時47分ごろに普天間向けに飛び立ち、10分ほどで基地内に着陸した。4機目も読谷村向けに飛び立った。その後も宜野湾市上空で複数の機体が確認された。
 伊江村では午前11時20分ごろ、1機が飛来した。村担当者によると、伊江島補助飛行場で離着陸を繰り返し、午後1時までに離陸したという。東村高江上空では午後1時50分ごろ、オスプレイの飛行が確認された。高江上空を旋回し、午後1時55分ごろ、ヘリパッドに着陸した。
(名嘉一心、金城大樹)