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藤井 棋王戦初防衛 タイトル戦14連勝、歴代2位


藤井 棋王戦初防衛 タイトル戦14連勝、歴代2位 将棋の第49期棋王戦コナミグループ杯第4局で伊藤匠七段を破り、初防衛した藤井聡太棋王=17日午後、栃木県日光市
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 将棋の第49期棋王戦コナミグループ杯(共同通信社主催)5番勝負第4局は17日、栃木県日光市の日光きぬ川スパホテル三日月で指され、後手の藤井聡太棋王(21)=竜王・名人・王位・叡王・王座・王将・棋聖との八冠、写真=が114手で挑戦者の伊藤匠七段(21)を破り、対戦成績3勝0敗1持将棋(じしょうぎ)(引き分け)で初防衛を果たした。
 藤井棋王はこれで、昨年9月から続くタイトル戦での連勝を14に伸ばし、羽生善治九段(53)の13を抜いて歴代単独2位となった。1位は故大山康晴15世名人の17連勝。また、出場したタイトル戦の5番勝負、7番勝負は全て制しており、自身が持つ最多の連続獲得記録を21期とした。通算でのタイトル獲得21期は歴代6位となる。伊藤七段は藤井棋王と同学年で注目されたが、初のタイトル奪取はならなかった。