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PFAS評価書意見に3952通


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 内閣府食品安全委員会は、有機フッ素化合物(PFAS)の健康影響についてまとめた評価書案に対し、パブリックコメント3952通が集まったと発表した。内訳は、インターネット1742通、ファクス1117通、郵送1093通だった。委員会によると現在、意見への対応をまとめており、評価書とともに公表予定だが時期は未定。

 評価書案では、PFASのうちPFOSとPFOAの2物質について、人が1日に摂取する許容量を表す「耐用1日摂取量」をそれぞれ体重1キロ当たり20ナノグラム(ナノは10億分の1)と算出していた。

 県内では、北谷浄水場の水源となる中部河川からPFASが高い値で検出されるなど水の汚染が問題となっており、市民団体が意見の提出を呼びかけていた。

(慶田城七瀬)