沖縄県は4日、1月中旬に発令していたインフルエンザ警報を解除すると発表した。3月25日から31日のインフルエンザ患者が定点医療機関当たり8・57人となり、警報終息基準の10人を下回ったため。ただし八重山地方などは依然、高い数値を示している。
保健所別定点当たり人数では、八重山が28・33人、宮古が12・75人、那覇市が11・67人で、終息基準を上回った。県は、春休み明けの学校で感染が再拡大しないように注意を促している。
1月中旬の発令後、1月29日から2月4日に定点医療機関当たり41人となったのがピークだった。 (宮沢之祐)