中城海上保安部は22日、外国から国内の港に入港しようとする船舶が義務付けられている船舶保安情報の通報をせずに、与那原マリーナに入港したとして、国際航海船舶および国際港湾施設の保安の確保等に関する法律違反容疑でロシア船籍のヨットの男性船長(36)=同国籍=を那覇地検沖縄支部に書類送致した。
第11管区海上保安本部によると、管区内で船舶保安情報の通報を怠った外国船籍を摘発するのは初めて。
中城海上保安部によると、外国から国内の港に入港する船舶には入港24時間前までに船名や国籍、船長名などの船舶保安情報を海上保安庁に通報する義務がある。