琉球切手132種類展示 那覇、郵政資料センター


琉球切手132種類展示 那覇、郵政資料センター 「多くの方に切手を通して沖縄の歴史を知ってほしい」と来場を呼びかける金城功センター長=那覇市の沖縄郵政資料センター
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 琉球王府時代から戦中・戦後に至る沖縄の郵便や通信の歴史を紹介する沖縄郵政資料センター(那覇市壺川)は開設30周年を記念して「琉球切手展」を開催している。入場無料。6月28日まで。

 戦後の1948年から沖縄が日本に復帰した72年までの間に発行された「琉球切手」は、沖縄独特の風物や風俗の図柄が描かれ、248種類がある。今回展示されている琉球切手は132種類で県外の収集家の関係者から寄贈された。

 金城功センター長は「琉球切手をシートで展示するのは珍しい。多くの方に切手を通して沖縄の歴史を知ってほしい」と来場を呼びかけた。問い合わせは同センター、電話098(854)0255。