○…日本最大級の淡水魚で「幻の魚」と呼ばれる絶滅危惧種イトウが産卵期を迎え、北海道北部の川を遡上(そじょう)している。27日、鮮やかな赤の「婚姻色」に染まった雄が、上流域で雌と寄り添うように泳ぐ様子が見られた。
○…イトウはサケ科で、国内では北海道にのみ生息する。午前7時ごろ、水深約30センチの小川に、体長60~80センチの雄数匹が姿を見せた。
○…約1時間後に、約40センチの雌も現れ、1匹の雄の横にぴったりと並んで泳いでいた。
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<はと笛>
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琉球新報朝刊