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金塊の取り出し 佐渡金山で中止 体験型、防犯考慮


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 佐渡金山の江戸時代の坑道などを公開する観光施設「史跡佐渡金山」(新潟県佐渡市)は27日、透明なケースに入った本物の金塊の取り出し体験を中止した。名物となっている人気コーナーだが、近年の金価格高騰を受け防犯面などを考慮した。中止後も展示自体は続け、ケース内に手を入れて触れることはできる。
 取り出し体験は資料館の一室で実施。ケースの穴から手を入れ、12・5キロの純金の塊を制限時間内に取り出せるか挑戦する。本物の金に触れられると人気で、3千人以上が達成している。 (新潟日報社提供)