最後まで琉球ゴールデンキングスの勝利を信じ応援するブースター＝11日、沖縄市のコザ・ミュージックタウン音楽広場
琉球新報朝刊 【沖縄】プロバスケットボールBリーグ1部・琉球ゴールデンキングスのホームタウンとなっている沖縄市のコザ・ミュージックタウン音楽広場で11日、チャンピオンシップ準々決勝のパブリックビューイングが行われた。キングスのブースター（ファン）約450人が駆け付け、試合会場の東京・有明コロシアムへ向けて声援を送り続けた。アルバルク東京（東地区2位）との決着が13日の第3戦まで持ち込むことになり、ブースターらも次の試合を見据えていた。
埼玉県から友人3人で応援に駆け付けた女性（40）はハーフタイムで「前日の試合のような逆転勝利を信じている」と期待した。劣勢が続く最終第4Qでも「ゴーゴーキングス」と勝利を信じ、岸本隆一選手の3ポイントシュートが入ると大歓声が上がったが、相手選手の73点目となるフリースローが決まった瞬間、会場は大きなため息が漏れた。
宜野湾市から訪れたbjリーグ時代からのファンの女性（35）は「月曜日の決戦に向けて気持ちを切り替えて、勝利を信じて応援したい」とエールを送った。次戦の13日も同会場でパブリックビューイングを開催する。
（喜納高宏通信員）
