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原作者の意向、受け入れず 小学館が日テレの姿勢指摘


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 日本テレビ制作のドラマ「セクシー田中さん」の原作者である漫画家、芦原妃名子さんの死去を巡り、原作を出版した小学館は3日、社内の特別調査委員会(委員長・福田博章同社常務取締役)の報告書を公表した。同局が「原作者の意向を代弁した小学館の依頼を素直に受け入れなかったことが第一の問題であるように思われる」と指摘した。
 芦原さんの死去を巡っては、日本テレビが今年5月31日に調査結果を公表。ドラマ化の条件を巡り原作者側と制作者側で認識が食い違い、信頼関係が失われていき、途中で脚本家が降板するトラブルが生じたなどと指摘した。