沖縄本島各地で断続的に続いた大雨の影響で、13日は県内各地で土砂崩れや冠水などが発生し、交通規制や事故などの影響が出た。
那覇うみそらトンネルの那覇空港向けの車線で同日午前5時15分ごろ、冠水場所に車が突っ込み壁にぶつかる事故があった。担当者が事故処理を行っていたところ、車線変更に伴う事故が2件続いた。けが人はいない。
浦添市前田では、アパート裏側にある斜面が一部崩れた。午前8時57分に市消防に「家のベランダに土砂が入ってきている」と通報があった。二世帯に被害があったが、けが人はいない。
うるま市では午前11時半ごろ、市兼箇段の兼箇段公民館から南方に100メートルほどにある交差点の信号機が消灯した。署員が手信号で対応し、約1時間後には復旧した。
豊見城市与根の国道331号付近では12日午後9時半ごろから約30分間、冠水の影響で交通規制が敷かれた。消防のポンプ車が排水作業を行い、通行を再開した。
東村の福地ダムでは貯水容量を超えた水があふれ出すオーバーフローが発生した。
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北部土木事務所によると、土砂崩れの恐れや冠水の影響で通行止めとなっていた名護市許田―宜野座村松田間の県道71号と、同市旭川の県道72号の規制は解除された。
(中村優希まとめ)