日本新聞協会は19日、在日米大使館が運営する米政府内部向けのウェブサイトに日本の新聞記事などを無許可で英訳し掲載していたとして、大使館側に遺憾の意を伝えたと明らかにした。
新聞協会によると、5月24日に大使館で公使らと面会。日本の著作権ルールの範囲を超えて掲載したことは「大変遺憾」とし、今後はルールに基づき対応することなどを求めた。
記事の無断掲載を巡っては、沖縄タイムスが1月、大使館が多数の記事を無断でウェブサイトに掲載し、誰でも見られる状態になっていたと報じた。
このウェブサイトは現在、閉鎖されている。本紙は米大使館に問い合わせたが、米国の公休日に当たり、応答はなかった。