有料

民主主義社会 根幹揺るがす マスコミ労組会議


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 日本マスコミ文化情報労組会議は21日、鹿児島県警が福岡市の報道関係者の自宅を捜索したことなどに「取材・報道の自由を不当に侵害したもので、民主主義社会の根幹を揺るがす深刻な事案だ」と非難する声明を出した。起訴された前県警生活安全部長については「公益通報に相当し、検挙・処罰の対象としてはならない」と強調した。
 冤罪(えんざい)事件の支援者らでつくる人権団体「日本国民救援会」も同日、県警が捜査資料の廃棄を促す内部向け文書を作成していたことに強く抗議する声明を発表した。