沖縄県内の新型コロナ微減 全国最多は変わらず


沖縄県内の新型コロナ微減 全国最多は変わらず オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)
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 県は21日、県内の基幹定点医療機関7カ所で10~16日に報告された新型コロナウイルス感染による新規入院患者が101人になったと公表した。前週に比べ微減したが、2週連続で100人を超え、救急医療は依然厳しい状況が続く。

 同期間に県内53定点医療機関で報告された新規のコロナ感染者数は960人で、1医療機関当たり18・11人。前週は報告漏れがあったといい、新規感染者は14人増えて1052人に、1医療機関当たりでは19・85人となった。わずかだが、2週連続で減っている。

 1医療機関当たりの新規感染者数の全国平均は4・16人だった。都道府県別では沖縄が8週連続で最多。県感染症対策課は「コロナ感染による入院患者は高止まりで、予防策はしっかりとしてほしい」としている。

(宮沢之祐)