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<はと笛>


<はと笛> 白い帆を張り、ホッカイエビ漁をする打瀬船=26日午前、北海道別海町
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 北海道別海町の野付湾で26日早朝、夏のホッカイエビ漁が始まった。すみかとなる海草のアマモをスクリューで傷つけないように、三角形の白い帆を張った打瀬船が風を受けて網を引く。

 明治時代から受け継がれる漁法で、雲間から差し込む朝日に照らされ、ゆったりと漂った。

 漁師の安達隼人さん(42)は、網にかかったエビを選別しながら「取れ高は十分で状態も良い」と笑顔を見せた。資源保護のため、9センチ未満のエビは海に戻すという。

(共同通信)