県マスコミ労協　日米に抗議文　米兵女性暴行　情報提供なしを糾弾　沖縄

　県マスコミ労働組合協議会（屋良朝輝議長）と日本マスコミ文化情報労組会議（石川昌義議長）は28日、県庁で会見を開き、米兵少女誘拐暴行事件を受けた抗議声明を発表した。抗議文は在沖米国総領事館や外務省など関係機関に送付する。

　度重なる米兵による卑劣な犯罪に怒りを表明するとともに、外務省などがプライバシーの保護を理由に情報を県に伝えなかったことを糾弾し「これまでも二次被害を生まないような報道は常に心がけており、それが理由になるのか疑問だ」と指摘した。

　（中村優希）