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保険医団体連 首相らに抗議 米兵性的暴行事件で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 米兵による性的暴行事件が相次いで発覚したことを受け、全国保険医団体連合会は3日、首相や外相、防衛相、官房長官、沖縄県警本部長、駐日米大使、在沖米軍四軍調整官の7人に抗議声明を郵送した。
 同連合会には、全国の保険医約10万7千人が加入する。声明は「県議選への影響を恐れて事件の公表が遅れたと受け取られても仕方ない」と批判。「女性への暴行を糾弾するとともに、米軍関係者の犯罪を繰り返し隠ぺいし、県民の人権を踏みにじる態度をとり続ける日本政府と、米国政府・軍に対し、断固抗議する」としている。