有料

鳥取5人再逮捕 詐欺などの容疑 県内男性5千万被害


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

県外の会社役員男性にボートレースのチケット販売所に関する投資話を持ち掛け、現金をだまし取ったとして詐欺などの容疑で鳥取県の会社員森原範彰(59)ら5容疑者が逮捕された事件で、県警と広島県警の捜査二課などによる合同捜査本部は3日、沖縄本島の自営業男性(70)から現金5千万円を詐取したとして、森原容疑者ら5人を詐欺容疑で再逮捕した。両県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
ほかに再逮捕されたのはいずれも鳥取県で会社役員の森原幸子(60)、鎌田敦志(56)、森原瑞代(81)、塾講師の福田純教(70)の4容疑者。
再逮捕容疑は2022年8月から9月にかけ、共謀の上、県内のホテルなどで男性にボートレースのチケット販売所に絡むうその投資話を持ち掛け、現金をだまし取った疑い。
広島、沖縄の両県警によると、森原範彰容疑者らは被害男性と共通の知り合いを通じて県内で複数回面会し、男性をだまして5千万円を出資させたという。5容疑者は、面会役や銀行から金を引き出す「出し子」、資金管理など複数の役割を分担していたとみられる。