囲碁の国際戦、第10回応氏杯世界選手権は9日、中国浙江省で準決勝3番勝負の第3局が打たれ、日本の一力遼三冠(27)=写真=が中国の柯潔九段(26)を破り、対戦成績2勝1敗で3番勝負を制して決勝に進んだ。一力三冠の決勝進出は初。
決勝は5番勝負で争われ、8月開幕の予定。相手は前回準優勝者の謝科九段(24)(中国)。一力三冠は前回大会の準決勝で謝九段に敗れており、その雪辱も懸かる。
応氏杯での、日本勢の決勝進出は第3回以来7大会ぶり3度目で、優勝すれば初となる。
有料
一力が初の応氏杯決勝進出
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)