第9回世界武道祭(主催・国際沖縄剛柔流空手道連盟)の最終日の技術講習会が27日、那覇市奥武山町の県立武道館で開かれた。世界40カ国から集まった約700人が、24日から4日間、級位・段位や指導者ごとに分かれて講習を受けた。最終日は参加者全員で突きや蹴り、受けなど基本動作を確認した。
7歳から空手を始めて現在初段のアンダス・ウインタさん(19)はデンマークから初めて参加した。「今回の参加を楽しみにしていた。自分の先生以外のいろんな方から指導を受けて、深い技術の学びがあった」と話し、充実した様子だった。
同連盟主席師範の中村哲二さん(59)は「世界中の空手家が集まっての稽古は感動する。国に帰って、習ったことを伝えてほしい」と話した。