O157に保育園で18人感染 重症者はなし 沖縄・宮古島市


O157に保育園で18人感染 重症者はなし 沖縄・宮古島市 沖縄県庁(資料写真)
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 沖縄県感染症対策課は16日、宮古島市の保育園で園児ら18人が腸管出血性大腸菌O157に感染する集団発生があったことを発表した。4人に下痢などの症状があったが、重症者はいないという。

 同課によると、宮古保健所が7月20日に医療機関から3歳男児の感染の報告を受け、保育園に消毒を指導した。同じクラスの園児の検便で無症状の5人の感染も分かった。その後も2歳女児、1歳男児の感染が医療機関から報告があり、検便の対象を全ての園児と職員、感染者の家族に拡大。8月15日までに合計18人の感染を確認した。

 内訳は1~4歳の園児16人、職員1人、家族1人。発症した4人の発症日が7月13~27日と幅があるため、同課は集団食中毒ではないと判断し、感染原因を調べている。感染者18人のうち8人は既に陰性となっているという。(宮沢之祐)