沖縄県警察本部（資料写真）
琉球新報朝刊 県警は12日、交流サイト（SNS）で知り合った県内の10代の女子中学生を誘拐して本島内の集合住宅の一室に連れ込み、16歳未満と知りながら性的暴行を加えたとして、未成年者誘拐と不同意性交の容疑で自称自営業の男（33）＝沖縄市＝を再逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
容疑者は8月、本島内の別の女子中学生をSNS上で誘い出し、車に乗せて連れ回したとして、未成年者誘拐容疑で逮捕された。
再逮捕容疑は6月2日、本島内で女子中学生をだまして誘拐した上、性的暴行を加えた疑い。
県警によると、容疑者はSNS上で中学生とやりとりし、本島内の商業施設に誘い出した。その後、中学生を車に乗せ、自身が契約する集合住宅の一室に移動。室内で中学生に性的暴行を加えた後、元の商業施設に送り届けたという。中学生にけがはない。
2人のSNS上でのやりとりから被害に気づいた家族が110番通報したことで、事件が発覚した。
県警は事件の経緯を詳しく調べている。
