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辺野古移設NO 歌を通して訴え 名古屋でコンサート


辺野古移設NO 歌を通して訴え 名古屋でコンサート 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に反対する思いを込めて演奏する出演者たち=9月23日、愛知県名古屋市昭和区の鶴舞公園内
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 【愛知】秋を感じる陽気の9月23日、名古屋市昭和区の鶴舞公園内にある普選記念檀で「第36回辺野古新基地反対コンサートin名古屋」が開催された。17組のアーティストが出演し、150人が来場。音楽を通して、米軍普天間基地の辺野古への移設計画に反対の意志を示した。主催は同実行員会(浅野義高実行委員長)。

 コンサートは今年で10年目。毎回出演者を募集し、趣旨に賛同する人は誰でも出演できる。多い時は20組以上、6時間を超える開催時間になることもある。今回は愛知県内だけでなく岐阜県や東京、京都から17組が出演した。

 京都から初出演の2人組ロックバンド「ジェロニモレーベル」は、3・11の原発事故後、反原発の歌を歌い続けている。

 同じく初出演の東京のロックバンド「島キクジロウ&NO NUKES RIGHTS」も反原発と憲法について歌うバンドで、ボーカルの島キクジロウさんは弁護士。ロックな音楽で会場を沸かした。

 コンサートのパンフレットには、名護市辺野古の新基地建設の現状を掲載した。辺野古の座り込み現場の写真や南西諸島のミサイル配備の現状も展示。関連の書籍も販売した。

 (古堅初子通信員)