米軍嘉手納基地で18日午後0時15分ごろ、滑走路を離陸しようとしていた米アラスカ州エレメンドルフ・リチャードソン統合基地所属のF22Aラプターステルス戦闘機の機体に何らかの不具合が生じて停止し、左側主脚のタイヤのパンクが確認された。緊急車両が出動し、パイロットは消防隊員のはしごで機体から降りた。
同日午後1時25分、基地を離陸しようとしていたバージニア州ラングレー空軍基地所属機2機のF22Aのうち、1機のタイヤが収納できない不具合のまま離陸したため、緊急着陸を要請した。同1時43分に緊急着陸した際はフックとワイヤーでの着陸予定だったがこれらがかみあわず、機体の停止後に左側主脚のタイヤがパンクしているのが確認された。周囲には緊急車両が集まった。
(石井恭子)