20代女性へ不同意わいせつ致傷 被告の男「犯罪が成立しない」 初公判で起訴事実を否認


20代女性へ不同意わいせつ致傷 被告の男「犯罪が成立しない」 初公判で起訴事実を否認 那覇地裁(資料写真)
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 2023年11月、那覇市内でわいせつ行為をしようと当時20代の女性の首を絞めるなどしてけがを負わせたとする不同意わいせつ致傷罪と、同3月に南城市内で当時10代の被害者の顔面を殴ってけがを負わせたとする傷害罪に問われた解体工の被告(33)=宜野湾市=の裁判員裁判初公判が21日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれた。

 被告側は不同意わいせつ致傷罪に問われた事案について、「犯罪が成立しない」として起訴事実を否認。傷害罪に問われた事案についても起訴事実を一部否認した。

 被告から殴打されたという被害者は証人尋問で「これだけ苦しめられているのに平手で殴ったと言っていることが許せない」と述べた。