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<訃報>座喜味彪好さん死去 元副知事、沖縄電力社長 98歳


<訃報>座喜味彪好さん死去 元副知事、沖縄電力社長 98歳
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 西銘順治県政で副知事を務め、沖縄電力の社長や会長を歴任した座喜味彪好(ざきみ・たけよし)さん(98)が17日、老衰のため名護市内で死去した。告別式は21日午後2時から2時半、名護市名護4558の16、サンレー北部紫雲閣で。喪主は妻の敏子(としこ)さん。

 平良市(現宮古島市)出身。旧制宮古中学、東京大卒。琉球政府や沖縄開発庁で勤務。日本復帰の際、日米琉諮問委員会の琉球政府代表補佐官として貢献した。

 復帰後は1979年から副知事に就任し、第2次沖縄振興開発計画策定に手腕を発揮し、県勢発展に貢献した。83年から89年には沖縄電力社長として民営化を手掛け、その後、会長や顧問も務めた。

 2001年に県工業連合会からオグレスビー氏工業功労者賞、07年には県功労者(地方自治功労)を受賞している。 

(島袋良太、武井悠)