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「地域に足を運び役割全う」 自見英子・沖縄担当相 児童福祉の手腕に期待


社会
「地域に足を運び役割全う」 自見英子・沖縄担当相 児童福祉の手腕に期待 地方創生相に決まり、認証式を前に首相官邸に入る自見英子氏=13日午後4時44分
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東京】新たに沖縄担当相に就任した自見英子氏は13日、首相官邸で報道陣の取材に応じ、「重責をしっかり全うできるよう頑張っていきたい」と決意を語った。沖縄および北方対策のほか、地方創生担当相、万博担当相も務める。計五つの担当を兼務する。

 記者団から、沖縄担当相としての意気込みを問われ「とにかく地域に足を運んで皆さまの声を丁寧につないで、私に与えられた役割を全うしていきたい」と述べた。

 直近まで沖縄担当の内閣府政務官を務め、担当相として入閣することに「本当にありがたいことだと思っている」と表情を引き締めた。沖縄担当相として「特に注力する政策は」との問いかけには「ポストコロナでさまざまな社会変化がある。個別政策でも対応が変わってくる部分もあるのでしっかり対応していきたい」と述べた。

 前任の岡田直樹氏は同日、内閣府で退任会見を開き「強い沖縄経済の実現に向けた取り組みを強力に推進するため、予算確保に力を尽くした」と在任期間を振り返った。「沖縄の成長なくして日本の成長なし。沖縄振興に全力で取り組んでほしい」と後任に期待を寄せた。

(安里洋輔)