名護市辺野古の新基地建設に反対する「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の福元勇司事務局長らは18日、県庁記者クラブで会見し、戦没者遺骨が混じる土砂を辺野古埋め立てに使用しないことを訴える県民集会を21日に糸満市で開催すると発表した。
玉城デニー知事を支え、新基地建設阻止に向けた県民集会の11月開催も告知した。
戦没者遺骨が混じる土砂を辺野古埋め立てに使わないことを求める県民集会は、21日午後3~4時に糸満市摩文仁の県平和祈念公園多目的広場で開催する。
新基地阻止に向けた県民集会は11月5日午前11時から、北谷町美浜のAgreドーム北谷で開催予定だ。同団体は3千人規模の参加を見込んでいる。
福元事務局長は「たとえ国が相手だとしても、不平等、不条理な構造を県民として沖縄から発信することが大事だ」と述べ、県内外問わず多くの参加を呼びかけた。(與那原采恵)