オスプレイ、一時飛行停止求め意見書可決 屋久島沖墜落で浦添市議会


オスプレイ、一時飛行停止求め意見書可決 屋久島沖墜落で浦添市議会 オスプレイ墜落事故に抗議し、一時飛行停止を求める意見書を読み上げる濱崎早人浦添市議=1日、浦添市議会
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 【浦添】浦添市議会(比嘉克政議長)は1日開会の12月定例会本会議で、屋久島沖で発生した米軍横田基地所属のCV22オスプレイ墜落事故に抗議し、原因究明がされるまで同機種の一時飛行停止を求める意見書を、全会一致で可決した。屋久島オスプレイ墜落事故に抗議する意見書の可決は、県内で初めて。

 意見書は「事故は一歩間違えれば県民および市民に大きな被害となる可能性もあった」とし、事故発生後も浦添市上空をオスプレイが飛行している現状を非難した。安全性が確保されるまでの同機種の一時飛行停止と、事故原因を究明し、再発防止策を公表することなどを求めた。
 宛先は首相、外相、防衛相、沖縄担当相。
(藤村謙吾)