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伊平屋と伊是名 貯水率50%割る 水道事業連絡会で説明


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県内29市町村に水を供給する県企業局は17日、うるま市の石川浄水場で水道事業連絡会議を開き、受水する市町村にダム貯水率が低くなり渇水傾向となっている現状を説明した。沖縄本島内11ダムの貯水率は17日午前0時時点で58・4%と、平年値を20・8ポイント下回っている。伊平屋村と伊是名村では、本島よりもさらに渇水が進んでいることも報告された。
 企業局によると伊是名村では水源の天城ダム、メンナー山貯水池ともに水位が下がり、貯水率は50%を下回っている。伊平屋村では我喜屋ダムの貯水率が41・7%と減少している。昨年12月から、井戸からの取水量を増やして対応しているが、今後も少雨が続けばさらに渇水が進行すると懸念される。 (沖田有吾)