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米兵区域外落下 事故原因究明を 伊江村議会、抗議決議


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 【伊江】伊江村の伊江島補助飛行場で1月25日、パラシュート降下訓練中の米兵3人が提供施設区域外に落下した件で、伊江村議会(渡久地政雄議長)は1日、臨時議会を開き、事故原因の究明や訓練時の飛行経路の順守を求める意見書と抗議決議をいずれも全会一致で可決した。意見書の宛先は首相、外相ら。抗議決議は駐日米国大使や在日米軍司令官ら。
 意見書と抗議決議では、事故原因の究明と早期公表や悪天候時の訓練の中止、伊江島補助飛行場での訓練時の飛行経路の徹底、順守と民間地上空を飛行しないことを求めた。
 同議会は5日、渡久地議長を含む村議10人で沖縄防衛局を訪れ、意見書を提出する予定。
 (金城大樹)