【北谷】北谷町議会(仲地泰夫議長)は4日の3月定例会本会議で、米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を3カ月連続で実施したことに対して抗議する決議・意見書を全会一致で可決した。後日、日米関係機関を訪れ要請する。
嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の全面禁止や嘉手納実施の根拠とされる「例外的措置」の撤廃、日米地位協定の抜本的改定を求めた。
町議会基地対策特別委員会の照屋正治委員長は「なし崩し的に嘉手納基地で訓練が実施され、常態化の懸念がある」とし、訓練に反対した。
米軍は伊江島補助飛行場の滑走路の状態が悪いことを理由に、2023年12月19日に約3年半ぶりに、嘉手納基地で降下訓練を実施した。以降、毎月訓練が続いている
(石井恵理菜)
有料
嘉手納降下訓練 禁止を 北谷議会決議 「常態化を懸念」
![嘉手納降下訓練 禁止を 北谷議会決議 「常態化を懸念」](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/03/RS20240304G00256010100-scaled.jpg?resize=615%2C410&crop_strategy=smart)
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
![Avatar photo](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2023/09/favicon-21x21.png)