【うるま】うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地への地対艦誘導弾(ミサイル)部隊配備に向けたトラックやトレーラー約20台が10日、中城湾港へ陸揚げされた。中城湾港のゲート前には市民ら約150人が集まり、「戦争につながるミサイル配備いらない」と怒りの声を上げた。
トラックなどを積み込んだ民間船は午前7時過ぎに中城湾港の東埠頭(ふとう)に接岸した。
接岸後、順次トラックやトレーラーが搬出される様子が確認された。集まった市民らは「平和な沖縄を取り戻す」とシュプレヒコールを上げ、ゲート前で座り込みを展開した。
12式地対艦ミサイルの発射機などは11日以降、空輸で那覇空港へ搬入し、公道を使って勝連分屯地へ向かう予定。