県中部土木事務所は10日、同事務所の発注した中城村当間での地すべり磁気探査業務委託について、入札手続きでミスがあり、落札者決定を取り消したと明らかにした。今後改めて、取り消しになった工事などの発注手続きを行う予定だ。
同事務所によると、3月15日午後に磁気探査業務委託の入札を実施し、落札者を決定した。しかし、同日午前に入札した同業務の本工事となる地すべり対策工事が入札不調となっていた。そのため、磁気探査業務は落札者を取り消すことになったという。
同事務所は「関係者に多大な迷惑をおかけし、深くおわびする」とし、再発防止に努めるとした。 (與那原采恵)