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「例外に該当」 防衛相が容認


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】米軍による嘉手納基地でのパラシュート降下訓練について、木原稔防衛相は19日午前の閣議後会見で「例外的な場合に該当する」と容認する考えを示した。「嘉手納で定期的に行われる訓練ではない」と強調したが、米軍は昨年12月から毎月実施している。
 米軍は伊江島の滑走路を補修する必要があり、嘉手納基地で実施せざるを得ないと説明している。
 木原氏は、嘉手納基地で降下訓練が実施される状況はいつまで続くのか問われたが、明確に答えなかった。伊江島の滑走路補修工事に向けて米軍が地質調査を実施中だとし「その状況によって工期が決まってくる」と述べた。 (明真南斗)