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PFAS対策を 野党議員に要請 うないネット


PFAS対策を 野党議員に要請 うないネット 「うりずんの会」会長の赤嶺政賢衆院議員(左から8人目)に要請書を手渡す「沖縄うないネット」共同代表の玉那覇淑子北谷町議(同9人目)=22日、衆院第2議員会館
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 【東京】市町村議会の無所属の女性議員が中心となって構成する「沖縄うないネット」共同代表の玉那覇淑子北谷町議らは22日、国会内で、県関係の野党国会議員でつくる「うりずんの会」会長の赤嶺政賢衆院議員らに「有機フッ素化合物PFAS汚染から生命を守る要請書」を手渡した=写真。赤嶺氏は「しっかりと取り組んでいきたい」などと述べた。
 玉那覇氏は米環境保護局(EPA)が今月、PFASで代表的なPFOSとPFOAについて飲み水の濃度基準を各1リットル当たり4ナノグラムと厳格化したことなどに触れ「PFAS汚染の問題が全国的にも世界的にも広がっている」と強調した。その上で「将来に渡って命を守り続けるために、日本でも強制力のある基準値を設定することと、特に妊産婦検診に血中濃度検査を加えてほしい」として、国会での追及などを求めた。 (嘉数陽)