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米海軍機が参加 海自ヘリ墜落救難で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】東京・伊豆諸島の鳥島東方海域で海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が墜落した事故を巡り、木原稔防衛相は23日の閣議後会見で、捜索・救難活動に米海軍のP8哨戒機1機が参加することになったと発表した。どこからいつ投入するかなど具体的な計画について防衛省は調整中としているが、P8は嘉手納基地に6機程度、配備されている。
 木原氏は会見で「米軍から支援を頂くことになった。現場のニーズを踏まえ、米海軍のP8哨戒機1機が参加する」と述べた。具体的な「現場のニーズ」の内容や米軍の支援が必要な理由を問われ「時間の経過とともに潮流の関係で捜索範囲が拡大する。自衛隊の全体的な運用の中でP8の活用は考えていく」と話した。
 (明真南斗、知念征尚)