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5カ月連続降下に抗議 三連協「実質的な常態化」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【中部】沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は25日、5カ月連続で実施された米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練について抗議する要請書を日米関係機関に郵送した。
 要請書では「立て続けの訓練実施はもはや例外的とは言えず、実質的な常態化だ」と批判した。
 宛先は第18航空団、沖縄防衛局、在沖米国総領事館、外務省沖縄事務所。
 抗議要請文では(1)嘉手納飛行場でパラシュート降下訓練を行わない(2)伊江島補助飛行場の滑走路補修計画を速やかに公表し、早急に整備する(3)「例外的」要件の具体的な詳細を明らかにする―の3点を求めた。
 要請書では、地元の意向を無視した喜手納飛行場の運用は、基地負担軽減に逆行しているなどと指摘した。 
  (福田修平)