糸満市役所（資料写真）
岩切 美穂 6月16日投開票の県議選と同日に市長選の実施が決まっている糸満市で、同じ日に市議会議員の補欠選挙も実施され、トリプル選挙となることが26日、事実上確定した。
公職選挙法の規定により、市長選・県議選の50日前に当たる27日より前に、糸満市議会の欠員が定数21の6分の1に当たる4に達すると、市長選・県議選の前に市議補選を執行する必要があった。
糸満市議会では市長選に出馬する1人が3月末に辞職。他に1人が市長選、2人が県議選への出馬を表明している。ただ、26日現在の欠員は1にとどまったため、市長選・県議選の前に市議補選を執行する必要がなくなった。
公選法には「市長選や知事選が予定されている場合、その告示日の10日前までに議会で欠員が生じると市議補選を同日に実施する」とする別の規定があり、これを根拠に同日選挙が実施される。
市選管は5月1日の委員会で、市議補選の日程を6月16日に正式決定する予定だ。立候補予定者説明会は、県議選が5月10日午前10時、市長選と市議補選が同日午後2時からそれぞれ、市役所3階会議室で開かれる。
（岩切美穂）
沖縄の選挙
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