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東京15区は 立民酒井氏 8氏破り混戦制す


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 衆院東京15区補欠選挙は28日投開票され、立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)が、日本維新の会新人の元会社員金沢結衣氏(33)=教育推薦=ら8人を破り、初当選した。自民党が独自候補を擁立せず、野党候補が乱立する中、混戦を制した。
 補選は公選法違反事件で有罪が確定した柿沢未途前衆院議員=自民離党=の辞職に伴う。東京15区選出の国会議員が2人続けて逮捕され、クリーンな政治と信頼回復が焦点だった。投票率は40・70%で、過去最低だった2017年の55・59%を14・89ポイント下回った。
 酒井氏は看護師や助産師の経歴、子育て支援などを訴え、幅広い層に浸透した。東京都の小池百合子知事が支援した無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦=らは及ばなかった。