【糸満】6月16日投開票の糸満市長選で、元県議で新人の上原正次氏(68)が9日、市内で政策を発表した。「市役所は市民に対する最大のサービス産業」として、課題を抽出して適切に対策を講じることが市の発展に不可欠だと訴えた。
具体的取り組みとして南部病院跡地計画における夜間救急センターの設立、台風時の停電対策となる無電柱化事業、糸満漁港北地区と喜屋武漁港の地域資源を活用する「海の駅」構想を中心とした経済対策、奨学金引き上げによる若者の人材育成の4項目を挙げた。
「発展と成熟が循環する街」をテーマに掲げ、「子ども、女性、高齢者や障がい者らが住みやすい街づくりを目指す」と述べた。
(普天間伊織)