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給食費の無償化 自公県議に要請 県首長有志の会


給食費の無償化 自公県議に要請 県首長有志の会 金城勉氏(左から4人目)と島袋大氏(同5人目)に、給食費無償化などの実現化を求めて要請文を手渡した首長ら=13日、那覇市の県議会
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 県首長有志の会(会長・松本哲治浦添市長)は13日、県議会に沖縄・自民の島袋大氏と公明の金城勉氏を訪ね、6月16日投開票の県議会議員選挙で過半数の議席を獲得し、「給食費の無償化」と「中高生の通学費無償化」を実現化するよう要請した=写真。玉城デニー知事が2022年の県知事選で公約に掲げた給食費無償化が当選から2年経過しても予算計上されていないことがあり、与党多数の県議会でも実現できない現状を批判した。
 同会メンバーとして出席したのはうるま市、那覇市、浦添市、豊見城市、南城市、座間味村、渡嘉敷村の首長7人。要請文では、市町村に財源負担を求めることなく県独自の施策として「給食費無償化」と、全世帯対象の「中高生の通学費無償化」を実現することを求めている。県議選では、自民と公明が公認・推薦する候補者は共通の施策にするよう要望した。 
  (嘉陽拓也)