県発注工事で　７項目を要請　八重山電工３団体

　八重山電気工事業協同組合（砂川勝理事長）など３団体は１４日、県庁に前川智宏土木建築部長を訪ね、八重山圏域での県土建部発注の公共工事について地元業者の最優先指名などを要請した。
　砂川理事長らは、離島の建設業界は「建設物価や労務単価の上昇、急激な需給変化によって経営環境は厳しく深刻な状況」だと主張。既設施設および道路照明のＬＥＤ化や、新石垣空港アクセス道路照明工事の地元業者最優先指名・分割発注など７項目を求めた。
　前川部長は「道路施設の更新や、団地建て替えの際、照明設備は必ずＬＥＤを採用している」と説明し、今後もＬＥＤ化に取り組む姿勢を見せた。
　３団体は同日、県教育委員会にも同様に要請した。
　　（與那原采恵）