無人偵察機配備　再検討を求める　沖縄・自民党と公明党

　県議会会派の沖縄・自民党と公明党は１５日、嘉手納町の沖縄防衛局に伊藤晋哉局長を訪ね、無人偵察機ＭＱ４の一時展開に関する要請書を手渡した。要請書では国防の面から必要性は理解するとしつつ、現状は基地周辺住民の十分な理解が得られていないことから、配備計画の再検討をすることなどを求めた。
　沖縄・自民の島袋大会派長と中川京貴県議、公明党の金城勉会派長が伊藤局長に要請書を手渡した。
　要請書では地元住民から理解を得ることと併せ、嘉手納基地に起因する騒音などの問題が深刻であることも挙げ、住民が実感できる負担軽減策を実行することも求めた。　（福田修平）