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軍、人口密集地迫る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【エルサレム共同】イスラエル軍は24~25日、ラファへの空爆や砲撃を続けた。パレスチナ通信によると、24日に多数の負傷者が出たほか、25日は1人が死亡した。
 軍はラファで地上作戦の範囲を広げており、人口密集地に迫っているもようだ。民間人を退避させてハマスから保護していると主張し、東部から西へ進軍している。ガザ北部での攻撃も強化。ジャバリヤで25日に空爆を実施したほか、ガザ市では戦闘機や戦車の攻撃で多数が負傷した。中部ヌセイラト難民キャンプの住宅には空爆があり、4人が死亡した。
 ガザ当局は24日、昨年10月の戦闘開始後のガザ側死者が3万5857人になったと発表した。