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小池氏あす3選出馬表明 自民都連、支援を決定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 東京都の小池百合子知事(71)が、任期満了に伴う7月7日投開票の都知事選に3選を目指し立候補すると、都議会最終日となる12日に本会議で表明することが10日、関係者への取材で分かった。子育て支援など2期8年の実績と都政の継続を訴えるとみられる。自民党と公明党、地域政党「都民ファーストの会」が支援する見通し。
 立憲民主党の蓮舫参院議員(56)も出馬する意向で、立民、共産、社民各党が支援する方針を固めており、事実上の与野党対決の構図になりそうだ。
 小池氏は衆院議員時代に環境相や防衛相などの要職を歴任した。2016年に舛添要一氏の辞職に伴う都知事選で初当選し、現在2期目。東京五輪・パラリンピックの開催や新型コロナウイルス感染症への対応に当たったほか、子育て支援を拡充してきた。
 自民党東京都連は10日、小池氏を支援する方針を決定。萩生田光一会長は都連の会合後、党本部で報道陣の取材に「出馬するなら、支援する方向だ」と述べた。
 萩生田氏は「この4年間の小池都政と自民党との歩みを確認した」とし、支援の在り方に関しては「知事サイドの考えもあると思うので、今後執行部に一任していただく方向で了解いただいた」と述べた。