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オンラインでの 参考人出席容認 衆院、次期国会から


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 衆院議院運営委員会は13日の理事会で、国会のデジタル改革を巡り、委員会質疑で参考人のオンライン出席を認める方針で合意した。来週、衆院規則を改正し、次期国会から適用する。
 合意文書には自然災害の被災者、海外を含む遠隔地の居住者、育児・介護により出席が困難な人からの意見聴取が容易になるとして「制度を設ける意義は大きい」と明記した。
 ただ新型コロナウイルス感染拡大を契機に始めたオンライン国会導入の議論は、流行の落ち着きに伴って停滞気味だ。
 現行の衆院規則には「参考人の出頭を求め、その意見を聴くことができる」と定められている。規則改正で「情報通信技術を利用する方法による出頭を含む」との文言を加える。