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骨太方針修正案 全体会議で協議 自民党


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】自民党は17日、政府が取りまとめた「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」修正案の内容を協議する2回目の政調全体会議を党本部で開いた。沖縄関連について前回会議で党側が求めた2カ所の表記について政府が修正を示した。21日の閣議で正式に決定する予定。
 政府が修正に応じたのは、沖縄に国立の子どもの貧困対策拠点を創設する「こどもの貧困対策・Well―being」の表記部分。自民党は取り組み内容が伝わりづらいとして「こどもの貧困対策・Well―being拠点の形成に向けた取組」と加筆するよう求め、修正された。
 「普天間返還も見据えた基地跡地の先行取得」の記述について、那覇空港の機能強化を含めた一体的な跡地利用の促進であると分かるよう修正を求めていた。政府は「普天間返還も見据えた基地跡地の先行取得と空港等との一体的な利用」と修正した。 
  (嘉数陽)